宮之浦岳 2010.4.19 (2) 投石平〜宮之浦岳

1.

投石平を過ぎたあたりから森林限界を越え、洋上アルプスといわれる屋久島独特の景色が広がってきました。ピントが外れていますが手前の灌木は石楠花で、登山道沿いの至る所に生えています。これは、ヤクシマシャクナゲという固有種で、５月下旬から６月上旬にかけてが奇麗な花を咲かせるそうです。

枝先には花芽を沢山みつけることができたので、今年の石楠花は期待できそう。花の時期に再び訪れたいものです ^^


石楠花の話をしたついでに、途中で見つけた花の写真を紹介しておきましょう。


2. ヤクシマショウジョウバカマ

このショウジョウバカマは屋久島固有種ですが、九州に自生するツクシショウジョウバカマを小振りにした感じです。


3. ヤクシマアセビ

馬酔木も、屋久島〜と名前がつくと有難い感じがします。


4. リンドウ？

この小振りな竜胆は、よく分かりません。ヤクシマリンドウという固有種はあるようですが、花期や大きさが違います。普通のハルリンドウかも。


5.

屋久島は、島全体が花崗岩でできているそうです。山の山頂付近には、風化して割れてしまった奇岩があちことに転がっています。


6.　翁岳をのぞむ

あともう少しで宮之浦岳の山頂です。


7. ここは栗生岳。山頂まで、あと少し！


8.　宮之浦岳の山頂

宮之浦岳に到着！！百名山にしては、地味な山頂プレートですね。

往路の所要時間は、５時間弱でした。けれど、淀川登山口から宮之浦岳のコースは、標高差が少ないので思ったよりも疲れませんでした。


9.　山頂より永田岳を望む。

ここまで来たら永田岳まで行ってみたくなりますが、残念ながら時間と体力に制約があるので、来た道を引きかしてきます。

次回は、永田岳を経て縦走したいですね～


( E-P1 + ZD 14-54/2.8-3.5 )

タグ：九州百名山 宮之浦岳 屋久島

コメント 6

記憶が甦ります。
また行きたいリストにのせてあります。
by 山子路爺 (2010-04-22 23:08) 

山子路爺さん、こんにちは

ぼくも、また行きたいです。今度は山小屋泊の縦走で！
by ふかぴょん (2010-04-23 07:59) 

風化して割れた岩が印象的です＾＾
ほんとあちこちに大きな岩がありますね！
by Lupin (2010-04-24 13:34) 

Lupinさん、こんにちは

岩の割れ目にしみ込んだ水が、冬の間に凍ることで膨張して、
このようにスパッと岩が割れてしまうそうです。


by ふかぴょん (2010-04-24 20:09) 

宮之浦岳の山頂から見る永田岳、雄大な景色です！

by joyclimb (2010-04-25 21:33) 

joyclimbさん、こんにちは

屋久島が世界遺産になるまえには、このあたりにテント張ってキャンプできたんですよ！

by ふかぴょん (2010-04-30 13:07)