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阿蘇高岳 2008.3.2 [山]

阿蘇高岳 2008.1.13
阿蘇山頂から雪景色を撮影したいと思っていましたが、厳冬期に不慣れなルートを登るのは不安でしたので、決行を引き伸ばしていました。そろそろ気候も穏やかになり、日曜日には阿蘇の野焼きがあるということなので、前から登りたいと思っていた仙酔尾根ルートを通って、阿蘇の高岳に登ってきました。また下山時には、阿蘇火口東展望所を経由するので、そこからの展望も楽しみです。

冒頭には、阿蘇高岳の全体観を撮り忘れていたので、過去(2008年1月13日)の撮影した写真を載せてます。今回、登った高岳には、もう少し雪がありました。

車で仙酔峡の駐車場に、8時過ぎ到着。ここ仙酔峡には、火口東展望所にむかうロープウェイの乗り場があり、また初夏になるとミヤマキリシマの名所でもあります。

仙酔峡駐車場
2. 仙酔峡駐車場にて。左上に見える虎ヶ峰、鷲ヶ峰という岩場は、九州のロッククライミングのメッカらしい。


駐車場にて、登山の準備をしていると、軽トラックが数台、上がっていました。どうやら、野焼きの始めるようです。

9時過ぎ、花酔橋から登山開始。仙酔尾根をつたって、高岳山頂を目指します。

この尾根道は通称、バカ尾根というそいうで、固まった溶岩の上をあるくような感じです。石が地面にしっかり固定され転がらないので、意外と歩きやすいです。中間地点を過ぎるまでは、残雪も僅かでした。

photo-1.jpg
3. 仙酔尾根

尾根を少し登ると、展望が開けてきます。後続の登山者に先を譲って、写真を撮りながら登っていきます。
くじゅう連山
4. くじゅう連山を望む

外輪山の向こうには、くじゅう連山がよく見えます。白く光っているのは冠雪した星生山かな。

仙酔尾根より
5. 下界の様子。左のほうにある緑の屋根は、仙酔峡のロープウェイ乗り場。

野焼きの煙が見えてきました。火をつけ始めたようです。思ったよりも、火の手はあがってないようです。

野焼き
6. 野焼きの狼煙(トリミング)

「中間地点」と黄色いペンキで岩に書かれたポイントを過ぎて、暫らく歩くとと残雪も多くなってきました。登山道にも氷結した箇所が増えてきたので、アイゼンを装着します。

山頂を目指す
7. 山頂を目指す

11時15分、仙酔尾根を登りきりました。ここを右方向に進むと高岳山頂ですが、とりあえず、左方向にある天狗の舞台を目指します。途中、恐る恐る崖の下を覗き込むと、鷲ヶ峰を見下ろせます。ホント、足がすくんできます。

鷲ヶ峰
8. 鷲ヶ峰

天狗の舞台の下を通り、根子岳の良く見える場所で昼食。今日は、おにぎりのみです。荷物の軽量化のため、ガスコンロ等は装備から外しました。

根子岳
9. 根子岳

阿蘇高岳山頂
10. 山頂

12時25分、高岳山頂に到着。山頂からの展望を楽しみにしていましたが、残雪も少なく、また野焼きの煙で空気が霞んでおり、ちょっと眠たくなる光景でした。結局、2、3回、シャッターを切っただけ、とっと下山することにしました。

高岳から中岳山頂を経由して、火口東展望所にたどり着きます。火口東からロープウェイで下る方法もあったのですが、今回はその脇にある歩道を歩いて降りました。

下山時の写真はサムネイルにしました。クリックすると少し大きな写真が表示されます。

中岳より
11. 中岳より
火口東展望所より
12. 火口東展望所より
火口展望所
13. 展望所より
トーチカより中岳
14. 角型トーチカより中岳
トーチカと中岳・高岳
15. トーチカと中岳・高岳
仙酔尾根と高岳
16. 仙酔尾根。ここを登った!


14時40分、仙酔峡に下山。

この後、野焼きの様子を間近で見たかったので、阿蘇パノラマラインをドライブしましたが、3時過ぎには大方、終わっていた様です。米塚の野焼きは見たかったですね。

photo-1.jpg
17. 米塚の野焼き



【過去の山行記録】
2006年5月27日 阿蘇高岳登山

E-3 + ZD ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD
Adobe Lightroom で RAW現像(ポジプリント調など)


仙酔峡




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コメント 9

こぎん

凄いな~雄大な景色・・・そして、そんなとこを登ってしまうんですね。
尊敬しちゃいます。

by こぎん (2008-03-03 19:57) 

a-takaki

見たことの無い風景ですね。

やっとniceが押せました。
不具合も少しずつ、直っているんでしょうね。
by a-takaki (2008-03-03 21:01) 

ふかぴょん

> こぎんさん、

仙酔尾根のコースは、周囲の景色が断崖絶壁ばかりで腰が引けますが、行程自体は楽勝でした ^^

> a-takakiさん、

阿蘇の高岳・中岳は、ロープウェイを使用すれば、割と簡単に登れますよ。

以前、Web系のシステム開発をしていたので、バージョンアップのトラブルに関しては、割と寛容ですよ。逆に、トラブルの原因とかに興味が湧きます ^^


by ふかぴょん (2008-03-03 22:00) 

penny

野焼き…風の方向次第で危なくないですか?
早速「回り込み」使ってますね ^^
by penny (2008-03-04 03:54) 

ふかぴょん

pennyさん、こんにちは

過去には、車が炎上とか、あったらしいですよ。

非難囂々の今回のリニューアルですが、わたしは画像のサイズ制約緩和と、ファイル管理機能が嬉しいです。早速、タグクラウドを表示してます ^^
by ふかぴょん (2008-03-04 06:44) 

ゆう

ワンゲル時代、天幕・グランドシート・フライシート・支柱と何を持つか先輩が決めるんだけど何が当たるかドキドキしました。
たしか総重量12kgくらいなんだけど天幕とか持つとさらに増えたような記憶があります。
よく心の中で歌を歌いながらそこが頂上だと思い聞かせながら歩いてました。
野焼きの米塚、真っ黒で可愛い

by ゆう (2008-03-04 08:23) 

bon

いつもステキな写真ありがとうございます。

近くに住んでいてもなかなか山登りはできないので、
普段は見れない新鮮な風景を楽しませていただいてます。

それにしても野焼きのときに登山とはすごいです。
by bon (2008-03-04 10:21) 

ふかぴょん

* ゆうさん、こんにちは

私も学生時代はアウトドア系の部活。六甲トレとか言って、ザックに石を沢山詰め込み、六甲山を縦走させられました。立ち上がったたけで、すーっと冷や汗が出ました ^^;

* bon さん、こんにちは

私も、いつも bon さんのブログから、阿蘇の景色に思いを寄せてます♪
春になったら今度は、根子岳にも登るつもりです!
by ふかぴょん (2008-03-04 17:58) 

春分

これはまたいいものを見せて頂きました。
雪の残る山と言うのはいいものですね。
by 春分 (2008-03-07 20:12) 

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